お金に対する考え方

お金に対する考え方は難しいものです。
お金がなければ食べる物も、住む場所も確保できません。

 

今のような資本主義社会では、お金なくして生きることはできないようになっているのです。
このような社会でいいのでしょうか。

 

お金が大切なことは理解できますが、お金が全てとなっている現代社会に不安を感じます。
そう、言うなれば、お金をたくさん持つことが幸せの条件になっているのです。

 

そして、幸せの条件であるがゆえに、このお金を求めて人と人が争うことがあります。
場合によっては、犯罪に手を染める人まで存在します。

 

ここに、お金の矛盾があるのです。
お金をたくさん持つことは幸せの条件と述べましたが、一方で危険を伴う不幸の条件でもあるのです。

 

本来、お金とは、人が互いに円滑に物々交換できるようにとの想いから作られたものです。
それがいつしか、いっそう人が揉める要因になってしまっているのです。

 

本末転倒とはまさにこのことです。
本質を見失っては元も子もありません。

 

一度、お金の価値を見直す必要があるのです。


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